介護職・介護業界の将来性は?

2022.05.16更新

2025年には、日本人口の約3割が65歳以上になると予想されており

今後ますます高齢化が進みます。

介護職のニーズ・重要性がますます高まることでしょう。

 

ここでは、介護職が日本社会にとってどれだけ重要かつ

やりがいのある職業であるか解説します!

 

 

介護業界全体の課題としては

・介護難民の問題

・介護業界の人材不足

 

以上2つがあげられます。

 

 

・【介護難民の問題】

介護難民とは、介護を必要としている人が介護を受けることができない状況のことです。

これは介護が必要な利用者の方に対して、

サービス量が供給できていないことを意味します。

特に2025年は「団塊の世代」が75歳以上となるため、

現在のままではサービスがより不足することが指摘されています。

支える世代の人口が少ないため、介護難民は深刻な問題です。

 

 

・【介護業界の人材不足】

介護業界の労働条件は改善されてきましたが、

一方でまだまだ「3K(きつい、汚い、危険)」とイメージが根強くあります。

また働く場所によって夜勤も含めたローテーション勤務なので、

カレンダー通りの休みは取れません。

また、離職率が高いことも問題です。

辞める原因として、人間関係の悩みや施設の経営方針や

理念の食い違いなどが多く挙げられています。

 

 

≪介護職の今後の将来性≫

 

☆処遇改善が期待される

 

こちらについては、前記事の“介護職員の給料は今後上がることはあるのか?”

に、詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

 

 

☆多様な働き方ができる

 

入所施設の場合、24時間の介護が必要になるため

夜勤を含めたローテーションの勤務です。

通所事業所や訪問事業所の場合は、日勤帯の勤務が多いです。

一方で、夜勤専従という働き方があります。

夜勤を専門にしているため昼間は通学や家族の介護等、自由に時間が使えます。

 

働く時間は提供するサービスによって多様です。

自分のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことが可能です。

 

 

☆男女問わず活躍できる

 

男女問わず、本人のやる気によって活躍できるのが介護職です。

介護は技術だけでなく、利用者の方にどれだけ寄り添えるのかが大切な仕事です。

経験を積むことも必要ですが、細やかな気配りが利用者の方には喜ばれます。

また、介護は生活に密着しています。

特に訪問介護の場合、身体介護だけではなく、掃除や洗濯、食事作りなど

生活援助が必要な利用者の方が大勢いるため、家事スキルが大いに役立ちます。

 

 

☆長く活躍ができる

 

年齢に関係なく、やりたいと思った時に始められるのが介護職の魅力です。

実際、親の介護を通じて介護に興味を持ち、介護職を目指す人もいます。

一方で職場には福祉系の大学や専門学校を卒業して資格を持って

働いている若い職員が大勢います。

年齢を気にせず、学ぶ姿勢をもっている人であれば、身体が動く限り活躍できます。

 

 

≪社会に求められる介護職の重要性とやりがい≫

 

・少子高齢化を支える

・人から感謝される

・利用者の変化を間近で見られる

・景気に左右されない

・無資格、未経験から始められる

・自分の努力で可能性が広がる

・なぜ介護の仕事に就きたいと思ったのか明確にする

 

 

 

少子化と高齢者の増加に伴い、介護は誰にでも身近な問題になるでしょう。

家庭内だけでも介護を行うことが難しく、介護施設が担う役割は大きいです。

介護施設はこれからも増えていくことが予想されるため、

介護職がなくなることはありません。

働きながらスキルアップを目指すことも可能な職業です。

 

女性は結婚な出産、育児によって働き方が変わることがあります。

しかし、資格を持っていればいつでも仕事に就くことが可能で働き方も

生活に合わすことができます。

介護職は、働きたいと思えば一生関わっていける仕事であり明るい未来が待っています。

 

 

 

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