放課後等デイサービスとは

2022.05.16更新

放課後等デイサービスとは、

障害を持つ6歳~18歳までの児童が小学校の後や長期休暇中に通う施設です。

 

 

☆特徴

まず保育園と異なる点としては、年齢別にクラス分けがされていないことになります。

また、子どもたち一人ひとりの障害の程度に応じて、

それぞれに合った教育や訓練を実地している施設で

独自の療育プログラムをもとに、個人に合わせた指導を行っている施設もあります。

 

通っている子どもはハンディキャップを持っているため、

単に教育訓練を行うだけでなく子どもが社会で生きていく上での

自信を育むことができるようなサポートをすることも特徴です。

 

 

実施している療育内容はさまざまで、4つ紹介します。

 

1.音楽療育に特化した施設(リトミック、歌など)

歌って声を出したり楽器を使用することで、子どもたちの発達を支援します。

音楽を通じて、自己表現が苦手な子どもの心理的なケアを行う目的もあります。

 

 

 

2.運動療育に特化した施設(器械体操やスポーツなど)

運動を通じて子どもたちの発達を支援します。

施設によって取り入れているプログラムは異なりますが

体を動かすことによって身体的なケアを行う目的もあります。

 

 

 

3.学習型療育に特化した施設(プログラミングや絵画など)

学習塾のように勉強する時間を設け、子どもたちの学習支援を行います。

集中するのが苦手な子どもたちのための環境づくりから、

実際に学習塾と提携して専門的な学習カリキュラムを取り入れる施設まで

学習レベルや形態はさまざまです。

 

 

 

4.重心型(重症心身障害児)受け入れが可能な施設

事前に重心認定を受けていたり、重症児スコアが「超重症児」「準超重症児」に

指定されている子どもたちを対象に受け入れを行います。

職員の配置基準などが、厳格に定められており、医療機関関係や社会福祉法人に

より運営されている施設が多い傾向です。

 

 

?仕事内容は?

 

・お迎え、お見送り

・給食、おやつの提供

・屋内外での遊びのサポート

・課題への取り組みサポート

・日誌の作成

 

 

子どもたちが日常生活を送る中で自信や活力を養えるよう、

一人ひとりに寄り添ってサポートする心がけが必要となります。

 

そのため子どもたちや保護者の希望をこまめに

ヒアリングすることも大切な仕事です。

一人ひとりのニーズをヒアリングした上で適切なサービスを

行うことが求められます。

 

 

?働くために必要な資格は?

 

放課後等デイサービスでは、児童発達支援管理責任者、児童指導員

保育士といった資格を持つ人材を配置する必要があります。

 

児童指導員は厚生労働省の任用資格で、

児童発達支援管理責任者は研修を受けることで取得できる資格です。

 

保育士の資格を持つ職員も必要なので、

保育士資格を所持している職員は重要な役割を担っています。

 

 

放課後等デイサービスは、障害のある子どもたちが

学校の授業外で利用する大切な場所です。

子どもたち一人ひとりに寄り添う教育を行うことも可能です。

社会的なニーズも高く、今後も施設は増えていくことが見込まれます。

 

 

 

 
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