それぞれの専門性を活か高齢社会が進む日本。
2025年団塊世代が後期高齢者になることを見据え、
厚生労働省は看護師を14万人削減する動きを見せています。
看護師資格があれば、いくらでも就職先はあるという時代から
看護師が余る時代に変わっていくかもしれません。
これからの時代、どんな看護師が求められるのか
臨機応変に対応していく必要がありそうです。
【2025年問題とは?】
新聞やテレビでも多く取り上げられている2025年問題。
ますます超高齢化社会となる日本の状況を見据え、政府は様々な対策を進めています。
その一つが。高齢者の療養場所を「病院から在宅」に移行するという動きです。
医療費や社会保険費の増加を軽減するべく、在宅での療養へと舵を切っています。
そのため、超高齢化するなら看護師のニーズは高くなると考えられますが
一方で「病棟の看護師は減少する可能性が高い」と言えます。
急性期病棟は減少傾向にあるからです。
これからの時代に求められる看護師えでいるためにも
必要な役割や資質を再確認しておきましょう。
【これからの時代に求められる看護師の役割や資質とは?】
☆専門知識や技術に特化した看護師
病院が国から看護師削減を迫られたとき、
やはり残ってほしいのは専門的な知識や技術に優れた看護師でしょう。
認定看護師、専門看護師など、高度医療の現場で活躍できる看護師は、
これからの時代も活躍できるでしょう。
スキルアップ意欲や向上心などの資質と、変化に愛王していける適応力は重要なポイントです。
☆訪問看護の役割
今後、自宅療養への流れが進むのであれば、
自ずと訪問看護の役割を担う看護師へのニーズが高まります。
今のうちに、訪問看護に特化した認定看護師へとキャリアアップしておくのもいいでしょう。
これからの時代に求められる看護師を目指すなら、在宅看護や老人看護
地域看護など、病棟看護師以外の選択肢を考えておくのはおすすめです。
☆状況に合わせて判断し適応する資質
医療の現場では、患者さんの急変など、予期しない事態に遭遇することが少なくありません。
状況に合わせて判断し、適応する力はこれからの時代の
看護師にも変わらず求められる資質だと思われます。
自宅でも病院でも、患者さんが安心して療養できるよう
いざという時の判断力を鍛えておく必要があるでしょう。
☆患者さんに寄り添える傾聴力
患者さんの痛みや苦しみを理解し、寄り添うことも看護師の大事な役割の一つ。
コミュニケーション力の中でも、とくに傾聴力が重要です。
患者さんの話から、状況を理解して回復が進むよううまくサポートできる
看護師はこれからの時代も必要とされるでしょう。
☆チーム医療に必要なコミュニケーション力
チーム医療がより進んでいくなかで、医療現場のスタッフ間での
コミュニケーション力も必須です。
して患者さんの回復をサポートするためにも
周囲の人と理解を深めて連携する力が必要とされるでしょう。
看護師の働く環境や、求められる役割が変化しようとしている今
スキルや能力のキャリアアップをしておいた方が安心できそうです。
これからの時代に求められる人材であるためにも、自分はどんな看護師でありたいのか、
これをきっかけに改めて見直してみるのもいいかもしれません。
2025年問題や今後の社会の動きに備え、選択肢を広げるために
今のうちに考えて行動しておくことをおススメします。
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