〈第一印象が大切!基本的な介護職のマナー〉
・挨拶や表情
初対面の方には挨拶がうまくできない方もいるかもしれません。
しかし、挨拶ができないと印象が悪くなってしまうばかりか
その後のコミュニケーションにも支障をきたしてしまいます。
相手の目を見て向き直り、きちんとお辞儀しながら挨拶しましょう。
また、仕事の疲れやストレスから表情が強張ってしまう方も要注意です。
高齢者の方は、そういった表情を見て気分を悪くしたり
逆に心配したりしてしまうこともあります。
その他、余計な不安を煽らないためにできる限り笑顔で接することも大切です。
・思いやりの気持ち
高齢者の介護は、排泄や着替えなどもサポートします。
この際に大切なのが、思いやりの気持ちです。
老衰や病気によって、身の回りの作業を一人では満足に行えないことを
恥じている高齢者も多くいます。
そういった方に対して、勇気づける言葉を掛けるなど、
精神的負担を取り除くのも大切な役目です。
どのような仕事であっても、介護をしている方への配慮を忘れないようにしましょう。
・身だしなみにも注意
ほとんどの介護の職場では制服が支給されますが、
だらしなく着たり、汚れたまま放置したりするのはNGです。
きちんと、清潔感のある格好を目指しましょう。
また、装飾品や頭髪についても注意してください。
きちんと決まりが設けられているところがほとんどですが、
ピアスやネックレスなどの不要な装飾品弥派手な腕時計歯外して業務にあたりましょう。
高齢者の中には、染髪に関して否定的な意見を持っている方もいます。
職場の決まりとして定められていなくとも、
TPOに応じた身だしなみができるように注意しなければなりません。
・プロ意識をもってコミュニケーションを
介護の現場では、高齢者の方々がフレンドリーに接してくれることもあります。
しかし、介護に就く方はそれに歩調を合わせすぎて失礼にならないように注意が必要です。
特に、普段のような言葉遣いがしみついて敬語が上手に使えない方は
丁寧な言葉で話す事ができるよう意識しましょう。
プロ意識をもって、聞き上手に徹する事が、心地よいコミュニケーションの基本です。
介護職は、高齢者の日常生活を技術面でサポートするだけでなく
大切なコミュニケーションの相手になることを求められます。
そのため、自分の話を一方的に押し付けるのではなく
高齢者の方がストレスを感じないように
話を聞いたりそれに相槌を打ったりするようなコミュニケーションを図りましょう。
もちろんやわらかい言葉遣いができるように意識することも大切です。
敬語を基本に、柔軟な対応ができる介護職員を目指しましょう。
要介護書に対して生活にサポートを行う介護職はその方が不快にならないように
マナーやコミュニケーションに気を配らなければなりません。
きちんとしたマナーを身につけて、
満足してもらえるサービスが提供できるように意識していきましょう。
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